徳島県火薬類保安協会

徳島県内の金融経済概況 ( 日本銀行徳島事務所 R06.4.12発表 )

1 概  況

 

 徳島県内の景気は、持ち直している。
   すなわち、設備投資は増加している。個人消費は物価上昇の影響を受けつつも、着実に持ち直している。

  住宅投資は横ばい圏内の動きとなっている。
  公共投資は持ち直している。
  こうした中、企業の生産は横ばい圏内の動きとなっている。
  雇用・所得情勢は、緩やかに改善している。

 

2 実体経済

 

 最終需要の動向をみると、以下のとおり。

  設備投資は、増加している。。
  3月短観における設備投資(全産業)をみると、2023年度は、前年を小幅に上回る見込みとなっている。
  2024年度は、現時点では、前年を上回る計画となっている。
  個人消費は、物価上昇の影響を受けつつも、着実に持ち直している。
  大型小売店の売上は、持ち直している。
  乗用車販売は、このところ減少している。
  住宅投資は、横ばい圏内の動きとなっている。
  公共投資は、持ち直している。

 

 企業の生産は、横ばい圏内の動きとなっている。

  化学は、高水準で推移している。
  電気機械は、弱含んでいる。
  食料品は、振れを伴いつつも、横ばい圏内の動きとなっている。
  パルプ・紙・紙加工品は、横ばい圏内の動きとなっている。
  はん用・生産用機械は、横ばい圏内の動きとなっている。
  金属製品は、横ばい圏内の動きとなっている

 

 雇用・所得情勢は、緩やかに改善している。

 

 消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、3%台前半のプラスとなっている。

 

3 金  融

 

 民間金融機関の貸出は、前年を上回っている。

  貸出約定平均金利は、前月比低下した。

 

 預金は、前年を上回っている。

 

 倒産及び信用保証協会の代位弁済は、低水準となっている

 

 

※ 本件に関する照会先  日本銀行徳島事務所 TEL088−622−3126