徳島県内の金融経済概況 ( 日本銀行徳島事務所 R05.03.13発表 )
1 概 況
○ 徳島県内の景気は、生産の増勢に鈍さがみられるものの、基調としては持ち直している。
すなわち、設備投資は高水準で推移している。個人消費は緩やかに持ち直している。
住宅投資は横ばい圏内の動きとなっている。
公共投資は持ち直しの動きが一服している。
こうした中、企業の生産は増勢が鈍化している。
雇用・所得情勢をみると、労働需給は緩やかに改善しており、雇用者所得は改善に向かいつつある。
2 実体経済
○ 最終需要の動向をみると、以下のとおり。
設備投資は、高水準で推移している。
12月短観における設備投資(全産業)をみると、2022年度は、前年を下回る計画ながら高水準となっ
ている。
個人消費は、緩やかに持ち直している。
大型小売店の売上は、緩やかに持ち直している。
乗用車販売は、振れを伴いつつも、緩やかに持ち直している。
主要観光地の入込客数(22/11〜23/1月)天候不順の影響が一部でみられたものの、全体としては引き続き
持ち直した。
住宅投資は、横ばい圏内の動きとなっている。
公共投資は、持ち直しの動きが一服している。
○ 企業の生産は、増勢が鈍化している。
化学は、緩やかに増加している。
パルプ・紙・紙加工品は、持ち直しの動きがみられる。
はん用・生産用機械は、増勢が鈍化している。
金属製品は、横ばい圏内の動きとなっている。
電気機械、食料品は、振れを伴いつつも、横ばい圏内の動きとなっている。
輸送機械は、弱めの動きとなっている。
○ 雇用・所得情勢をみると、労働需給は緩やかに改善しており、雇用者所得は改善に向かいつつある。
○ 消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は3%台前半のプラスとなっている。
3 金 融
○ 民間金融機関別の貸出(1月)は、前月に比べ前年比プラス幅が幾分縮小した。
貸出約定平均金利(1月)は、前月から横ばいとなった。
○ 預金(1月)は、前月に比べ前年比プラス幅が拡大した。
○ 倒産及び信用保証協会の代位弁済は、低水準となっている。
※ 本件に関する照会先 日本銀行徳島事務所 TEL088−622−3126
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