徳島県内の金融経済概況 ( 日本銀行徳島事務所 R03.04.15発表 )
1 概 況
○ 徳島県内の景気は、一部に足踏み感もみられるが、全体としては持ち直しつつある。
すなわち、設備投資は増加している。個人消費は、基調としては持ち直しているが、サービス消費の弱さから
足踏み感がみられる。
住宅投資は横ばい圏内の動きとなっている。この間、公共投資は高水準となっている。
こうした中、企業の生産は緩やかに増加している。
雇用・所得情勢をみると、労働需給、雇用者所得ともに弱い動きとなっている。
この間、企業の業況感は、改善している。
2 実体経済
○ 最終需要の動向をみると、以下のとおり。
設備投資は、増加している。
3月短観における設備投資(全産業)をみると、2020年度は、前年を上回る計画となっている。
2021年度は、現時点では、前年を大幅に上回る計画となっている。
個人消費は、基調としては持ち直しているが、サービス消費の弱さから足踏み感がみられる。
大型小売店の売上は、振れを伴いつつも、持ち直しの動きが続いている。
乗用車販売は、持ち直しの動きが一服している。
家電販売は、増加している。
住宅投資は、横ばい圏内の動きとなっている。
公共投資は、高水準となっている。
○ 企業の生産は、緩やかに増加している。
化学は、振れを伴いつつも、高めの水準で推移している。
電気機械は、増加している。
はん用・生産用機械は、持ち直している。
食料品は、振れを伴いつつも、持ち直している。
輸送機械は、持ち直しの動きがみられる。
金属製品は、下げ止まりつつある。
パルプ・紙・紙加工品は、横ばい圏内の動きとなっている。
○ 雇用・所得情勢みると、労働需給、雇用者所得ともに弱い動きとなっている。
○ 消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、小幅のマイナスとなっている。
3 金 融
○ 民間金融機関別の貸出は、前月に比べ前年比プラス幅が幾分縮小した。
貸出約定平均金利は、前月比低下した。
○ 預金は、前月と比べ前年比プラス幅が拡大した。
○ 倒産及び信用保証協会の代位弁済は、低水準となっている。
※ 本件に関する照会先 日本銀行徳島事務所 TEL088−622−3126
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