待ちに待った夏の風物詩・花火の季節がやって来た!
県内で開催されている花火大会について、打揚事業者等から提供のあった動画や写真を随時掲載いたします。
@ にし阿波の花火
11月11日(土)、三好市の徳島県西部健康防災公園において「にし阿波の花火」が開催され、全国の花火師が集い花火の完成度の高さや美しさを競いました。
令和元年に初めて行われましたが、令和2年からコロナ禍のため中止されていました。4年ぶりの花火競技大会は県内外から約1万7千人が訪れ、夜空を飾る光の競演を愉しみました。
A 相生まつり
7月29日(土)、那賀郡那賀町相生の那賀町林業ビジネスセンターにおいて「相生まつり」が開催され、伝統の「吹筒煙火」が披露されました。
吹筒煙火は、竹の節を抜いたり、木をくり抜いた筒に黒色火薬を詰め、長い棒の先に取り付け、導火線で点火し火の粉を吹き出させる古典的なタイプの花火です。
なお、那賀町相生町には江戸時代の天保4(1833)年頃に既に吹筒煙火が作られていたとの記録が残されています。この伝統を絶やすまいと、平成25年にNPO法人那賀町吹筒煙火保存会が設立され、技術の伝承に努めています。
各地の神社などで催されるお祭り等で吹筒煙火を披露し、多くの人を魅了しています。
また、この取り組みをSNSで発信するなど、広く県内外の方にも伝統文化の魅力をアピールし、観光資源として地域振興にも寄与しています。
こうしたことが評価され、同吹筒煙火保存会は令和3年11月に文部科学大臣より「地域文化功労者」として表彰されました。
B 小松島港まつり納涼花火大会
7月16日(日)、午後8時から小松島市小松島町新港の岸壁周辺において小松島港まつり納涼花火大会が開かれ約2500発の大輪の花火が色鮮やかに夜空を染めました。
新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、様々な規制が緩和された中での開催となり、水面に映る迫力満点の花火を大勢の観客が楽しみました。
C 赤松神社奉納吹筒煙火
例年、美波町赤松地区にある赤松神社の例祭の宵宮に、約200年前から伝わる伝統の吹筒煙火が披露されます。今年は10月8日(日)午後7時からの予定です。
吹筒煙火は竹の節を抜いた筒に黒色火薬を詰め、その一端に点火し、火の粉を吹き出させる花火です。
赤松神社奉納吹筒煙火では、集落ごとに丹精を込めた吹筒煙火を手作りし、約10メートルの高さの丸太の先に吹筒を結びつけ、吹筒から吹き出す火の粉の勢いや美しさを競っています。
舞い散る火の粉の下を若者がかけ声と共に駆け回り、五穀豊穣と家内安全を祈願します。
D 光てらせプロジェクト
〜 オリジナル音楽花火で卒業を祝福 〜
コロナ禍で夏の風物詩・花火大会が軒並み中止となり、花火の製造などを担っている企業は売り上げ減に苦しみ、徳島の文化、地域資源でもある「阿波の花火」も存続の危機に立たされていました。
一方、クラブ活動や学校行事も思うようにできずに卒業を迎えた「統合によって誕生した阿南光高等学校」の最初の卒業生。この卒業生を同校2年生と地域で花火を製造している事業者などがコラボしてオリジナル音楽花火で卒業を祝福しました。
音楽の選曲、デザイン、プロクラムは同校産業創造科の2年生が行い、音楽に合わせた花火の製造は地元の花火事業者が行いました。音楽と花火を「シンクロ」させることで、卒業生に対する想いやメッセージを音楽に乗せて表現しました。
関連ページ
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