徳島県火薬類保安協会

火薬類危害予防の標語 ( 令和5年度 )

★ 発破作業   あせらずあわてず   確実に            ★ 気を抜くな   扱う相手は   火薬類

令和5年度火薬類危害予防週間について

危害予防週間ポスター

 令和5年度の火薬類危害予防週間は、次の期間において実施されます。

 

     6月10日(土)〜6月16日(金)

 

 火薬類危害予防週間は、火薬類による災害を防止し、公共の安全を確保することを目的として、毎年火薬類の事故発生件数が増加する7月〜8月を控えたこの時期に実施しているもので、火薬類の危害予防意識の高揚を図っています。

 

  ■ 経済産業省からの通知文書

 

  ■ 危害予防週間実施要領 

火薬類取締法に基づく資格試験の公示

 

   火薬類取締法第31条の3第1項の規程により徳島知事の委任を受け、令和5年度甲種火薬類取扱保安責任者試験、乙種火薬類取扱保安責任者試験及び丙種火薬類製造保安責任者試験の施行を下記のとおり公示します。

 

    令和5年5月12日

 

                                指定試験機関
                                 公益社団法人 全国火薬類保安協会
                                   会 長   鶴 田 欣 也

 

 

1 試験を実施する場所
      徳島市藍場町2丁目14番地
      あわぎんホール

 

2 試験日時
      令和5年9月3日(日曜日)
      午後1時開始

 

3 受験願書提出期限
      令和5年6月20日(火)〜6月29日(木)
      (郵送の場合は締切日の消印のあるものまで有効)

 

4 受験願書提出先
      公益社団法人 全国火薬類保安協会 徳島試験事務所
      所在地 : 〒770−0942
                   徳島市昭和町1丁目11番地 徳島ビル5階
                   徳島県火薬類保安協会     電話(088)626−4656 FAX(088)626−3766

 

5 試験案内・受験願書請求先
      徳島県火薬類保安協会
       ※ 郵送希望の場合は返信用切手140円同封の上請求すること。

花火大会等における煙火消費中の事故防止について(注意喚起)

 このことについて、経済産業省産業保安グループ鉱山・火薬類監理官より徳島県消防保安課を通じて、下記添付ファイルのとおり周知依頼がありました。 
 煙火事業所の皆様におかれましては、煙火消費中における事故防止に向けて、事故防止対策に万全を期すようお願いいたします。

 

 ■ 徳島県からの通知文書 花火大会等における煙火消費中の事故の防止について

火薬類取締法令遵守の徹底について

 このことについて、経済産業省産業保安グループ鉱山・火薬類監理官より徳島県消防保安課を通じて、下記添付ファイルのとおり火薬類取締法令の遵守の徹底について周知依頼がありました。 
 つきましては、事業所内において火薬類取締法令の周知を徹底するとともに、違反事項がないか再点検をお願いします。

 

 ■ 徳島県からの通知文書 火薬類取締法令の遵守の徹底について

最近の火薬類による事故の発生件数と注意すべき事項

 全国の火薬類による事故の発生件数は、平成27年は61件、平成28年は66件、平成29年は58件と概ね60件前後で推移していました。
 平成30年には72件と大幅に増加しましたが、令和元年は57件でした。
 令和2年はコロナ禍で煙火の打揚げが大幅に減少したことなどから事故件数も半減し、32件にとどまっています。
 一方、死傷者数も年々減少し、死亡・重傷者数は概ね5名前後で推移していましたが、令和2年は死亡者、重傷者ともにありませんでした。
 事故内容としては、産業火薬類は発破に伴う飛石、煙火は花火大会における落下物等による負傷や火災などが主な特徴です。
 特に、平成29年は、8年ぶりに死亡事故(1名:発破作業における飛石)が発生、さらに、平成30年にも死亡事故(2名:煙火製造中の爆発)や行方不明者(1名:火薬を積んだトラックが爆発)を伴う事故などが発生しています。
 その原因としては、慣れや油断等によるルール軽視や慎重さの欠如、作業手順の徹底や再確認が十分でなかったことなどが考えられます。
 つきましては、慣れや油断等によるルール軽視や慎重さの欠如による死傷者を出さないために、次の事項を重点的に実施するようお願いいたします。

 

 @関係法令、規程等の周知及び遵守の徹底
 A火薬類の適正な管理
 B過去事故事例の提示等による保安意識の向上(些細なミスの排除)
 C危害予防規程、各現場における作業手順、安全対策等の再確認
 D製造・消費・廃棄等の作業開始前における再確認の徹底
 E新たに想定されるリスクの洗い出しや、その対策の必要性(特に、これまで事故が発生していない定例
     作業等における再確認プロセスの構築)等についての検討
 F取り扱う火薬類及び現場の特性等に応じた作業手順や安全対策等の策定、整備等、リスク管理の徹底