徳島県火薬類保安協会

火薬類危害予防の標語 ( 令和3年度 )

★ ひと呼吸   初心に返って   安全発破            ★ 火薬事故   慣れと油断が   命取り

保安教育講習会における自宅学習用教材の発送について

 火薬類の保安手帳制度に基づく講習会は、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないため、今年度も従来型の講習(教室形式)に代え、自宅学習方式により実施しています。
 この講習の受講申込書を既に提出していただき、11月に受講を希望されている皆様には、11月12日に自宅学習用教材(テキスト、補助教材、習熟度確認テスト、返信用封筒等)を発送いたしました。
 12月16日(木)までに習熟度確認テストの解答用紙を返送してください。

那賀町の大宮八幡神社で吹筒煙火の競技会が開催される

 10月30日(土)、那賀町鮎川の大宮八幡神社において、NPO法人那賀町吹筒煙火保存会が恒例の吹筒煙火の競技会を開催しました。
 町内の鷲敷、相生両地区から11団体が参加し、吹き上がる火の粉の勢いや広がりを競いました。夜空に舞う火の粉は幻想的であり、団体ごとに異なる煙火を楽しみました。
 那賀町の吹筒煙火の起源は定かではありませんが、同保存会に伝わる秘伝書「花火調合」の表紙に天保4年(1833年)と記載があることから、少なくともこの頃から吹筒煙火が作られていたものと思われます。
 なお、同保存会は永年にわたり、伝統の吹筒煙火の保存と継承に尽力し、地域文化の振興に貢献したとして、11月3日(水)文化の日に京都市の京都府民ホールにおいて表彰されました。

 

 

最近の火薬類による事故の発生件数と注意すべき事項

 全国の火薬類による事故の発生件数は、平成27年は61件、平成28年は66件、平成29年は58件と概ね60件前後で推移していました。
 平成30年には72件と大幅に増加しましたが、令和元年は57件でした。
 令和2年はコロナ禍で煙火の打揚げが大幅に減少したことなどから事故件数も半減し、32件にとどまっています。
 一方、死傷者数も年々減少し、死亡・重傷者数は概ね5名前後で推移していましたが、令和2年は死亡者、重傷者ともにありませんでした。
 事故内容としては、産業火薬類は発破に伴う飛石、煙火は花火大会における落下物等による負傷や火災などが主な特徴です。
 特に、平成29年は、8年ぶりに死亡事故(1名:発破作業における飛石)が発生、さらに、平成30年にも死亡事故(2名:煙火製造中の爆発)や行方不明者(1名:火薬を積んだトラックが爆発)を伴う事故などが発生しています。
 その原因としては、慣れや油断等によるルール軽視や慎重さの欠如、作業手順の徹底や再確認が十分でなかったことなどが考えられます。
 つきましては、慣れや油断等によるルール軽視や慎重さの欠如による死傷者を出さないために、次の事項を重点的に実施するようお願いいたします。

 

 @関係法令、規程等の周知及び遵守の徹底
 A火薬類の適正な管理
 B過去事故事例の提示等による保安意識の向上(些細なミスの排除)
 C危害予防規程、各現場における作業手順、安全対策等の再確認
 D製造・消費・廃棄等の作業開始前における再確認の徹底
 E新たに想定されるリスクの洗い出しや、その対策の必要性(特に、これまで事故が発生していない定例
     作業等における再確認プロセスの構築)等についての検討
 F取り扱う火薬類及び現場の特性等に応じた作業手順や安全対策等の策定、整備等、リスク管理の徹底